2012年11月22日木曜日
詐欺師が駆使する大きなウソと小さなウソ
詐欺師が駆使する
大きなウソと小さなウソ
詐欺師はウソをつくプロです。
巧妙にウソを混ぜ込みカモを騙し、資産を吸い取るのが仕事です。
そしてそのウソには、大きなウソと小さなウソがあるようです。
まず、小さなウソの例を挙げてみます。
これは、あとから裏が取れますから、
ある意味尻尾を出しやすいウソです。
しかし、だからこそウソをつくときは実に巧妙です。
ウソばかり並べ立てると、カモも怪しく思いますから。
誠実な正論をしっかり展開しつつ、「少しだけウソ」を混ぜ込みます。
そしてその嘘が、核心を捻じ曲げる部分であることが多いのがたちの悪いところ。
実在するファンドや投資などの理論をしっかり展開して、
その窓口を自分が受け持っています、なんてウソは典型です。
その投資自体は実在していて、しっかり実績も出ている。
だからこそ力説しても自然なんです。
そこでカモが洗脳されてきた間合いを見計らって、
「実はすでに募集は終了していますが、私なら、
何とかひと口だけなら捻じ込めるかもしれません…」
なんて話し出すわけです。
(※ もちろん例え話です。)
さらにやっかいなのが、大きなウソ。
これは、誰でもできることではありませんが、
裏を取れない、後に確認できないという意味では
カモはその話を信じるしかないようになります。
私は、FBIのエージェントなんです。
私は、国家機密の極秘事項を担当しています。
(※ これもあくまで例え話です。)
こんな風に言われても、
普通はバカいってんじゃねぇ!ってなります。
でも、その話の前後にもっともらしい内容があって、
偽造かもしれないけど、それらしい書類も見せられた。
それを確認するには??
前者はアメリカのFBIに連絡しないといけません。
後者は日本の内閣府とか○○省とか、そんなところに連絡を取る必要があります。
ふつう、連絡なんて出来ません。
連絡できたとしても、門前払い。
もしくは頭がおかしい人扱いされるだけ。
結果、確認できなかったことを詐欺師に言ったところで、
「そりゃそうです!極秘事項は一般人にはいえないですから…」
と言われて終わり。
この大きなウソのほうは、ばかげている、と思いますか?
だったら、あなたはどうやって確認しますか?
こういう確認の取れないウソこそ、厄介だったりするんです…。
友達同士で冗談を言うだけなら、大きなウソは楽しい会話の一部かもしれません。
しかし、詐欺師がここ一番で出してくる大きなウソは、
簡単に裏を取ることが出来ない分、被害者は簡単に騙されてしまうことになります。