2012年11月27日火曜日

「架空の介護事業で詐欺、容疑の10人逮捕 被害4億円超か」のニュースについて


「架空の介護事業で詐欺、
 容疑の10人逮捕 被害4億円超か」
  のニュースについて


++引用ここから++

架空の高齢者介護福祉事業への投資を持ち掛け、社債購入名目で現金をだまし取ったとして、兵庫県警生活経済課などは26日、東京都千代田区の介護施設運営会社「メディカルターシャ」(当時)の元会長、渡辺弘容疑者(80)ら計10人を詐欺容疑で逮捕した。

 同課は、高齢者を中心に39都道府県の285人から計約4億4千万円を集めていたとみている。リーダー格とされる元同社社長(60)についても同容疑で逮捕状を取っている。

 同課によると、渡辺容疑者ら7人は「分からない」などと容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は今年1月、神戸市西区の無職の男性(84)に「静岡県伊東市に老人ホームを建設するため社債を発行する。1口10万円で1年ものの配当は8%。元本は保証する」などと偽り、1千万円をだまし取るなどした疑い。

 同課によると、渡辺容疑者らは被害者らに架空の介護サービスを紹介するパンフレットを送付。その後、銀行員などを装って「メディカルターシャは有望です」などと電話で持ち掛け、信用させていたという。同課は同社に事業実体はなかったとみている。

ソース元:http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2603Y_W2A121C1CC1000/

++引用ここまで++


今日、テレビでこんなニュースを見つけました。
テレビでは「劇場型サギ」という表現をしていたのが印象的です。

詐欺に遭った側からするといろいろと思うところがありますので、
それを書いていこうかと思います。


まず、「劇場型サギ」という表現。
ある意味、詐欺なんてどれも劇場型ではないかと思います。

・巧みに細かいウソを混ぜ込む混乱型。
・全く裏が取れない大きなウソを混ぜ込む壮大シナリオ型。
・そして今回のニュースのように仕込みを利用して信頼させるような劇場型。

タイプはいろいろとあると思います。

「この儲け話には信頼性がある」

と、信じ込ませる時に用いる手段としては、
格付けがどうだとか、最近話題の○○も投資したとか、
第三者を装うサクラを用意して人気を装うなど。

どちらにせよドラマティックな罠を
カモである被害者に仕掛けている点では共通です。


次に、被害者の数と被害総額。

「高齢者を中心に39都道府県の285人から
 計約4億4千万円を集めていた」

ここまで被害者が出ないと、警察は動かないのかという、
憤りすら感じる詐欺犯罪の実態です。

被害額を被害者で割ると、おおよそ一人当たり150万円です。
このブログをご覧の皆様がどんな方かは想像もつきませんが、
150万円。この金額を「たかが、はした金」と言える人が何人いるのか…。

普通に考えて大金です。
そんな被害を300人近くになるまで放置している実態にあきれるばかりです。


そして、この詐欺がチームで行われていたということ。

このことからわかるのは…

「このお金は被害者に戻ることはない」
ということ。

この予想はおそらく間違いないでしょう。

被害者からせしめたお金は、
今回の事件とは関係ないとされる人物の資産になっており、
いくら実刑が言い渡されても、どんな罰金が課されようとも、
「無いものは払えない」で逃げられるでしょうね…

テレビで見たところ、詐欺用にパンフレットを作成したり、
資金は豊富に活動していたようです。

こうして、カモから得たお金は、
次の詐欺に利用されていくのでしょうね…


なんとも恐ろしい話です。

詐欺に関しては法律なり刑罰なり、
もっとシンプルかつ重いものに出来ないものかと思います。